スウィングガールズ

私としては、ちょっと、微妙な、評価。テレビドラマに喩えるなら、たまたつけていて流れていたら最後まで見ちゃうけれど、それが連ドラだったら次週は特に見たいとは思わない感じ。でも次週もたまたまついてたらまあ見るかな、みたいな。・・・そんな喩えじゃ分からないですよね。普通に表現すると、「楽しめる要素はあったのだけれど、特別面白くもなかった」そんな感じでしょうか。

田舎の女子高生でジャズというコンセプト自体は今でもよかったと思うのですけどね。それを形にする段階で失敗した感じ。ジャズに行く必然性がよく分からなかったし、最初の３０分くらいのテンポが悪くてそれ以降の展開にのっていけなかった。女子高生役も、全体として違和感あり。「映画の中のこと」というよりは、映画のために「演技してる」感じ。だって、竹中直人の演技が輝いちゃってたもん。（竹中直人の「怪しいおじさんキャラ」は演技というより「持ちネタ」に近い気もするけど（笑））

いや、主演の上野樹里をはじめ、みんな表情豊かで、そういう意味では割とよかったんだけど、セリフの言い方なのかなぁ？その辺で演技が下手な印象を受けてしまいました。セリフが山形弁という設定で大変だったのかもしれないし、私自身が東北出身だから採点厳しくなってる可能性もあるけど。なんか、言葉が宙に浮くばかり、という印象でした。

そういうわけで映画としてはいま一つの感じだったのですが、アイドルウォッチャー的に言うと、じゅりっぺが2時間見られて、本仮屋ユイカも出ててしかもメガネー！ということで、それだけでまあ納得、という感じででしょうか（へんな納得の仕方）。そうそう、事前には知らなかったけれど、岩佐真悠子がちょい役で出てましたよ。

ちなみに、帰ってきてテレビをつけたら上野樹里がトリビアの泉に出てました。ほとんど終わりだったのでほとんど見られなかったけれど。

• スウィングガールズ（映画の公式サイト）
• 関連商品(amazon.co.jp:いろいろ出てるみたいですね)
• 上野樹里公式サイト
• 本仮屋ユイカ公式プロフィール(STARDUST OFFICIAL SITE)