天気のいい一日でしたね。一昨日・昨日と上野に行く機会があったのですが、今日の通学途中も桜がきれいでした。学校の中も、法学部ラウンジの端末がiMacになったり(これは少し前からだけれど)、継続資料室のレイアウトが少し変わったりと、少しずつ変化があって、いかにも「4月」の雰囲気を醸し出していました。
さて、そんな節目のちょっとした変化。身の回りだけだけではなく、世の中全般的にもいろいろあるものです。テレビの番組は今日から新番組になったようですが、4月1日からはじまるもののひとつとして、消費税の総額表示。
結局のところ消費税分がいくらなのかなるべく分からないようにして、そのうち消費税を引き上げる時の抵抗感をなくそうとする作戦なんだろう、と思いつつも、建前上はどうなっているのか財務省のウェブサイトを見に行ってきました。説明ページは、こちら。
メインは「分かりやすくなる」ということらしい。引用すると、
「総額表示」が実施されることにより、消費者は、いくら支払えばその商品やサービスが購入できるか、値札や広告を見ただけで簡単に分かるようになりますし、価格の比較も容易になります。これにより、これまで価格表示によって生じていた煩わしさが解消され、消費税に対する国民の理解を深めていただくことにつながると考えます。
ということらしい。
しかし、最後の「消費税に対する国民の理解を深めていただくことにつながる」にどう論理的につながるのかよくわからないです。煩わしさ解消=理解が深まるんでしょうか?なぜ煩わしさが解消するかというと、消費税の計算をしないですむ=消費税を意識しないですむ、からのような気がするのですが・・・。