民法を「現代語訳」 法務省が方針 木戸銭→入場料など(asahi.com)
ようやく民法にまで手がまわった、という感じでしょうか。
記事に上がっている例としては、
【民法口語化に伴う言葉の置き換え例】
木戸銭→入場料
僕婢→家事使用人
厠坑→し尿溜
溝渠(こうきょ)→溝、堀
旅店→旅館
囲繞地(いにょうち)→その土地を囲んでいる土地
「その土地を囲んでいる土地」・・・。
木戸銭とか僕碑とかはどうでもいいのですが、囲繞地は別にそのままでいいんじゃ?「その土地を囲んでいる土地」って・・・。いや、確かにその通りなんですが。
囲繞地。たしかに難しい言葉なのかもしれないけれど、たった3文字を「その土地を囲んでいる土地」という12文字に置き換えないといけない時点でもとの単語の便利さが証明されているような気がしませんか?「囲」という漢字も入っていてなんとなく意味も分かるでしょうし。
いずれにせよ、しばらくはあちこちで結構違和感がありそうですね。