今朝、家を出る前にABCをつけていたらキャスターのピーター・ジェニングスがでておらず、しかも番組の冒頭で最後にピーター・ジェニングスからのメッセージが予告されるという意味深な展開。まだ時間もあり、気になったので見ていたら、なんと肺がんで体調が悪いとのこと。
しかも録画のそのメッセージ自体、彼らしいトーンではあったのですが、かすれた声で実に弱々しい感じ。本人曰く、調子がいいときはそこまでひどくはないのでそういう時にはニュースを読む、とのことだったのですが、朝からちょっとびっくりな展開でした。
私が向こうで小学生だった頃からすでにニュースの顔だったはずなので、いつからやっているのだろうと調べてみたらもう22年もやっているとのこと。ニュースを見ながら最近老けたなあ、と思うことはしばしばだったのですが、まさかそういう話とは。
ダン・ラザーやテッド・コッペルがいなくなるという話もありましたが、なんかこう、ひとつの時代が終わろうとしている感じがしたりしなかったり。もっとも、それ以前に20年もニュースの顔が変わらないということ自体すごいですね、よく考えたら。(杉崎さんもあと20年くらいめざにゅー続けてくれないかなぁ、って無理ですね、それは。)
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