さきほどamazonから注文していたプリンタが注文。さっそくセットアップして印刷してみたのですが、これがイイ!
もともとプリンタはHPのオールインワンのを持っているのですが、これはあんまり使っていませんでした。というのも、日常的に大量に書類を印刷するのですが、インクジェットだと遅すぎて使い物にならないのですね。だから最初は割と使っていたものの、自然と学校のプリンタで1枚10円払うことになっていたわけです。300枚印刷すると3000円。
なんかばかばかしいなあ、と思っていたら、レーザープリンタならランニングコストが5円未満などという話を聞きつけ。というか、4月に新しく買うなら、ということで弟にはレーザーを勧めていたのですが、印刷代がばかばかしくなって自分でもついに買い替える事にしたのです。
思うに、レーザープリンタとインクジェットプリンタというのは同じ「プリンタ」といっても機械として別のものなんですね。インクジェットは、ちょっと文書を印刷したり、写真を印刷したり、年賀状を作ってみたり、そういう機械なんですね。レーザープリンタは書類を大量に印刷する機器。
ただ、これまでは家庭に置くもの=前者になっていたんですね。後者が高価で手が出なかったという事もあって。だから本当は家庭にも書類を印刷するオフィス機器が必要だったのに、プリンタ=インクジェットを買わざるを得なかった人がいたんだと思います。そこにミスマッチがあるのではないかと。
というわけで、モノクロレーザーというとまだ全体からするとなじみがないかもしれないのですが、プリンタを買うときには「自分の用途が本当はどういうものであるのか」をちゃんと考えて、買わないといけないんでしょうね。ふらっと買いに行くと店員のお兄さんは間違いなくインクジェットのオールインワンを勧めそうなところであるけれど。
で、購入したのがブラザーのHL-2040。ランニングコスト3円で、プリント枚数20枚/分。私の用途には最適な感じです。到着してさっそくプリントしてみると早い早い。これなら100枚単位でもプリントする気になりそうです。最高にすてきです。ただ、現時点でちょっと気になる事を挙げれば、印刷した後の紙がちょっとカールする点と、印刷した紙を受ける部分がかなり浅いので20枚くらいであふれてしまうことですね。まあとりあえず作業している目の前に置いたので少しずつのけてしまえばよさそうだし、プリンタのコンパクト性を考えれば仕方がないのかも。
ブラザーから出ている製品として選択肢に入ってきそうなものには、HL-5040という機種も出てきて、こちらも「とりあえずレーザー」という方によいかと思うのですが、少しでかいです。インクジェットプリンタの感覚からするとHL-2040でさえ十分大きいので、そのあたりを気にする方は2040の方がよいのではないでしょうか。逆に大きさを気にしないのであれば、奮発してさらにワンランク上の製品を買うという選択肢もあるかと。さらに上にはネットワーク対応の上位機種なんかがあります。ただ、そこまでいくと純粋に個人で買うにはちょっと・・・という額になってしまいますけれども。でもまあ、レーザーの以前の値段に比べればまだ手の届く範囲です。
ちなみになぜブラザーかというと、当初はキャノンのSateraも考えていたのですが、同じクラスの機種はすべて給紙トレイなんですよね。コストパフォーマンス的にブラザーが割と評判よかったというのもあるのですが、これが一番の決め手だったような気がします。ブラザーのはみな給紙カセットだったので。
給紙トレイの場合は使用中にプリンタの周りにさらにスペースを用意しておかないといけないのでめんどくさそうだったし、給紙カセットなら用紙を放り込んでおけばしばらくOKなのでめんどくさがりやには最適です。コンパクトな2040でも最大250枚入ります。