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快適ワープロ環境を求めて

さてさて、Intelプロセッサ搭載のMacBookにしてから半月ほど経過。起動なんかは以前のiBookと比較すると感動的に早く、ほとんどの面で非常に満足しているのですが、問題が一つ。ワープロ環境。

これまで何も考えずにWordを使ってきたのですが、ややもっさり感が否めないというか。もちろん、iBookの時から比べればマシにはなっているので贅沢といえばそうなのですが、なかなかキビキビという風はいかず。「Wordは自動補正系の機能を全部オフにするとかなりマシになるよ」というあまり笑えない話を聞いてやってみたらたしかに随分マシにはなったのですが、やはり何かが物足りないのですねえ。感覚的なものなのでなんとも言い難いのですが、他のアプリケーションが劇的に早くなるなか、自分の使う主要なアプリケーションのうちWord(と、実はAcrobatもそうなのですが)はまだもっさりなので、妙な不満が残るのです。

根本的な原因はおそらくIntelネイティブではない、ということなのでしょう。Intelプロセッサに移行するにあたっては、OSの側で従来のソフトを翻訳する仕組みを備えているわけですが、そこでロスが生じるのでどうしても遅くなってしまうのです。もっとも、CPUの性能の向上の方が劇的なので、その分があるはずなのにやや早くなっている、という点は笑えないのですが、でもやっぱり損している感じがするし、物足りないものは物足りないのです。

じきに従来のMacとIntel Macの両方でネイティブに使えるUniversalなWordがでるはず、なのですが、もちろん急には出るはずもなく。Microsoftの公式なアナウンスによれば、Mac用Wordの次期バージョンで、通常のスケジュールよりちょっと遅れたくらいの時期に対応するという感じのことをかいてありますが、それって結構先ですよね。で、どうしましょう、な話なわけです。

別にWordじゃなければいいじゃーん、と考えても見たのですがなかなかそうもいかず。EGWORDがあるではないか!と思い出して調べていたら、ちょうどUniversal版なEGWORDの時期バージョンが7月末に出るということで、EGWORDの現行版の体験版をダウンロードしてみたのですが、私の用途にはかなわず。確かにEGWORDは高機能で、かつては使っていたのですが、論文を書く上ではWordにしかない機能というのもやはりあるのです。脚注などの参照機能(「前掲・註3」とかを設定しておくとリナンバリングしてくれる機能)は必要不可欠なのですが、EGWORDにはどうやらないようで。(ちなみにEGWORDでは脚注の編集を別ウィンドウでしなくてはならないというのも若干面倒でディメリット。)

あーもうLaTeXでも使いますか、という感じで割と困っています。が、これといった解決策もないので当分は我慢ですね。まあ、普段はエディタ等でさくさくやっているので、問題はないといえばない程度の我慢なのですが。あと、別の解決策としてMacBookのメモリを増設、というのも考えているのですが・・・。もうちょっと費用対効果の点を精査してみなければ。劇的にスピードアップ!というブログ記事を見つけてちょっと惹かれてはいるのですが(笑)

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2006年07月04日 16:12に投稿されたエントリのページです。

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