MacBookの電源が突然落ちるというRSS問題(MacBook Random Shutdown Syndrome)、ここ一ヶ月ほど散々悩まされておりましたが、26日に発表されたSMC Firmware Updateを実施してみたらぱったりやみました。頻度はそれほど高くなかったのでもしかしたらアップデートとは別に単に小康状態なだけなのかもしれないので、しばらく様子を見てみますが、これで一応「解決」ならば本当に嬉しい。
この問題、それなりの頻度で発生しているらしく、MacBookユーザーの間でかなり話題になっていたものです。怒っているひとはかなり怒っているようで、アメリカではアップルに対する集団訴訟という話にまで発展していたり。アップルも公式に認めていて、修理で対応しているのですが、部品不足で待たされるという事例もあるようで、そのあたりの対応のまずさが不満をましている模様。
買ってしばらくは対岸の火事でなんとも思っていなかったのですが、うちのMacBookも1ヶ月くらい前から発症。ネット上の情報を読む限り1日1回くらいというのはまだ症状の軽いほうだったようなのですが、そうは言っても突然電源切れるパソコンというのは心底困る。ワードでレジュメを書き終わったと思ったら、ぷつっ。メッセでチャット中にぷつっ。何の前触れもなく切れるんですから。HDDガ高速回転中でも問答無用なんですから。
さっさと銀座のアップルストアにでも持っていって入院させればよかったのですが、現在手元にある「使える」パソコンがこれ一台になってしまっているということもあり、そうもいかず。とりわけ、部品待ちで待たされたりする、なんていう話を聞くと。手の空いたときに持っていこうと思っているのですが、「手の空いたとき」っていつだ?という話。iMacでも予備に買おうか、と思ったのですが、こんな目に合わされてもう一台アップル製品買うのも癪なので、なんとかやり過ごしておりました。
長らくマックユーザーやっておりますが、今回の件でウィンドウズに乗り換えることが頭をよぎったりもしました。まあ今回のアップデートでとりあえず問題も落ち着き、暇なときにちゃんと修理してもらえれば今回の件はそれでよいですが、MacBookが初めてのマックだったようなひとはもう二度とアップル製品を買わないでしょうよ。そのへんは十分に考えて欲しいものですね。