eneloopを出している三洋電機が今月末に太陽光充電器を発売するようです。三洋電機のプレスリリースによると、11月21日発売で、同時に充電式カイロ「eneloop kairo」も発売されるとのこと。
太陽光でeneloop solar chargerの内部リチウムイオン電池を充電したあとに、eneloopの乾電池を充電するという仕組みなのですが、内蔵リチウムイオン電池を満充電するには「秋季の晴天下で約6日」かかるという話。充電済みのsolar chargerからeneloopへの充電時間は、単3形1〜2本で約150分、3〜4本なら約300分、単4形では1〜2本で約75分、3〜4本なら約150分という話なのですが、これだけでは何本充電できるのか、などよく分かりません。そのあたり、どうなっているのでしょう。
気になる値段については、プレスリリースではオープンプライスになっているものの、別のニュースでは2万円程度になるのではないかとの記述がありました。少し高めですね。1万円くらいなら是非購入したいところなのですが・・・。2万円と言われると(電気代という点ではペイしないだろうことを考えると)、地球への愛だけじゃ購入に踏み切れないかな、という感じがします。
となると、売れるんですかね、という話もありますが、プレスリリースに
三洋電機株式会社は、ビジョン「Think GAIA」のもと、使い捨てない電池「eneloop(エネループ)」のコンセプトが広がる商品群「eneloop universe(エネループ ユニバース)」の展開をスタートします。とあるように、eneloopという「エコ」なブランドを確立させていこうという話であって、そもそも2万円のsolar chargerで大儲けしようというような話ではないのかも。
私は乾電池はすべてeneloopを使っているのですが、eneloopはもう少し評価されてもよいのではないかと。画期的な商品の割には一般的な認知度が低いように思うのですが、やはり従来型の充電池との違いといったような地味な話ってみなさんあまり興味がないのでしょうかね。