●平成18年新司法試験の結果
本日、新司法試験の最終合格者の発表があり、合格者1009人、合格率48%とのこと。概要については、NIKKEI NETの記事で簡潔にまとまっています。
大学別の合格者数等は、法務省から資料が出ています(法務省:平成18年度新司法試験の結果)。詳しくはみていませんが、やはり合格率にはそれなりのばらつきがあります。ばらつき方も概ね予想の範囲内といったところでしょうか。少々苦しいのではないか?という合格率のところもちらほら。
もっとも、今年は2年の既習者のみの試験なので合格率も高めということもあり、来年からはまた様変わりするということもありえないわけではないでしょうね。また合格率低めでも人数で勝負するのと、少数精鋭で行くのとではどちらが大学の経営戦略上うまくいくのかについては、今後の動向に注目です。特に私立大学の場合には今回の結果を受けていろいろと大変そうです。